旅のつばくろ - 沢木耕太郎
つばめのように軽やかに。人生も旅も――。沢木耕太郎、初の国内旅エッセイ。旅のバイブル『深夜特急』で世界を縦横無尽に歩いた沢木耕太郎。そのはじめての旅は16歳の時、行き先は東北だった。あの頃のようにもっと自由に、気ままに日本を歩いてみたい。この国を、この土地を、ただ歩きたいから歩いてみようか……。JR東日本の新幹線車内誌「トランヴェール」で好評を博した連載が遂に単行本化！
☘️ inkline.jp のおすすめ!
『深夜特急』でおなじみ、沢木耕太郎さんによる旅のエッセイ本『旅のつばくろ』。東北新幹線の車内誌『トランヴェール』での連載が人気となり、2020年に単行本として出版されました。 「つばくろ」とは、「燕(つばくらめ)」のこと。つまりツバメです。ツバメは、まさに旅人。春になると、東南アジアなどから海を超えて日本へやって来て子育てや食事に勤しみ、秋になると海を超えてまたどこかへ飛んでいきます。 沢木さんの重厚な旅の体験が、ツバメのような自由さで語られる旅エッセイ。これを読めば"つばくろ"になれる、かもしれません。
